やぶはな

Everybody Needs Somebody to Love.

現実と虚構の間で

前から観たかったけど逃しまくっていた[SAW2]をけっこう前に観た。
オレ評価「残念」
前作並の追い詰められたなかでの選択をせまられる感を一視聴者として共有できるのはオープニングだけ。そしてまんまと「もう観ることを投げ出すことは不可能」と脳に焼き付けられてしまうのである。
しかし、その後の主たる展開についてはルールを守れば円満解決するような先読みの容易な流れにダレ。悪い言い方だが、シ○リア超特急のノリでヒントが散りばめられており不快である。前作のラストでジグソウの正体も明かされていたわけだからそれを超えるオチは難しいよね。ラストは数々の派生作品を生み出しやすい展開にまとめてはみたものの、本来ジグソウの被験者に対して求めていたものから逸脱してしまったことは残念でならない。





のぞいてるのはT100ではありません。

@@@
口直しに1919年のアバンギャルドなドイツ映画「カリガリ博士」観た。
(というかこの手のを2本連続で観るのは頭のネジゆるんでると思う。)

とにかくピアノ伴奏がすばらしことと、セットが斬新、ついでにフランク・フルターっぽい人にも逢える素晴しい作品。
先ず、ある場所(場面)を除いて建物の壁が地面に対して垂直なところは原則「無い」。
その理由はこのエントリのタイトル由縁無き罠ハウンドドッグ。
そして何より、冒頭の解説者ヨドさんが誰かに似てると思ったら、銭湯の大旦那にそっくりなんですよ。





ぶっちゃけ、Dr.カリガリはいてもいなくてもドーデモイイかな。

いやー、映画って素晴しいですね。

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