新春雷蔵SHOW
再販されたんだよ。
「BGMの無い殺陣」とか、足袋の足の裏の部分がちゃんと汚れている中村玉緒とか、ロケの強風を素直に画面に収めてしまう大らかさとか、主人公の鬼畜プレイとか、近頃の国営放送が「創作」する時代劇とは一線を画する欲にまみれた生々しさが素晴らしいのデス。
殺陣については、雪の舞う静謐な画面の中で、手足を失っても鬼気迫る勢いで斬りまくる雷蔵タソに圧倒される「薄桜記」も超オススメなのデス。
「kill bill vol.1」のチャーリーズエンジェル演じるオーレン・イシイの雪の中での殺陣なんぞ劣化コピー甚だしいんだよ。まぁ、元ネタは違うけど・・・
2014-01-08