やぶはな

Everybody Needs Somebody to Love.

次の山はどこにしようかしらん?

uk4810
今回の苗場山登山では新しいアイテムを2つ試す。
オスプレイのザックは、実際に歩きながらベルト位置を調整し身体に合わせた。
ある程度荷物を収納した状態で斜面を歩く姿勢に合わせるのは、山慣れしてないアタシには実地しかない訳で、一度身体にフィットするとすげい歩きやすい。
ストック(トレッキングポール)用のヒモが左側の肩紐に着いてて、ザックを下ろさなくてもストックの着脱が出来るのはすごく便利でした。ストック収納時は若干左の二の腕にストックがあたって違和感あったけど、慣れの許容範囲内と思われる。
気になるのは、アタシ腕長い所為もあり、サイドのドリンクホルダーへのペットボトル出し入れがしんどい。
あと60mmくらい開口位置が下がると使いやすい感じするけど、実はこれについては、30L以下のザックでは全体の大きさのバランスから無理っぽい。そゆのもあって水袋を取り付けるスペースとか装備されているのかもしれないのだけれど。
ドリンク位置は別途追加装備でなんか良いのあるだろうか?
続いて二つ目の新アイテムはストック(トレッキングポール)。
専門店っぽいところで、山男っぽい店員さんに言われるままショックアブソーバ機能 付のオススメを購入。
オススメと言いつつ「ショックアブソーバ機能は要らないというお客さん多いのですよ。ハハハハハ」という熊みたいな店員が若干うざい。
実際、衝撃吸収機構は、ストックを突いたときにビヨンと若干跳ねる感じはするが、慣れれば気にならない。てゆうか、無くても良いと思う。
伸縮はバックル式なので早くて調整も楽。アルミ製を選んだのだけれど、カーボン製と比べると重い。
購入時の説明(熊)によると、アルミは塑性変形があるがカーボンは弾性限界を超えると折れるってことみたい。使ってみて感じたのだけれど、岩の間にストックを置いてしまったときとか、すぐにテコの原理入ることが多々あって、注意が必要かも。そゆのがあるから慣れてない人には使い方を誤っても曲がるだけで折れない(曲がっても使用可能)アルミ製を奨めてるみたい。とはいえ、重量は結構違うので次に買い換えるならカーボン使ってみたいかも。
使い勝手は、事前に要練習推奨。とはいえ、スキーのストックと同じ感覚で良いと思う。腕で振り回すのではなく、手首を返すだけでもバランスを取るのがとても楽になります。
特に効果を感じたのは、登りの階段と下りの岩場。
登りは単純に足腰の負担軽減だけど、下りは予め重心より前にストックを置いとくと、バランス取りやすく歩きやすい。
スキーやスノーボードに慣れた人なら分かると思うけど、下り斜面に対して身体の重心が後ろよりになるとバランスが悪く滑り辛くなるのと似た感じで、谷側(斜面の下の方)に意識して身体を倒していくと安定する。初心者はコレが怖いかもしれないけど、慣れろ。
実際に人様の使い方を観察しながら歩いていたところ、ストックがあるにも係わらず下りのバランスを大きく崩しているご老人は、腕でストックを振っているのと、重心より前にストックを置かない状態が見受けられました。これじゃ余計な荷物を持った状態で歩いて入るのと同じで負担にしかなってないのに。
ストックの先端が手の延長と意識すれば「自分、四足動物ですから」という感じになって、斜面を歩くのに効果的。
ついでに重複するけど、大きい岩場や鎖場ではストックは邪魔なので速やかに収納する必要があるのだけれど、オスプレイのザックの直ぐに括り付けられる仕組みは本当に便利。
あと、下りはストックのグリップがL字型だと使いやすいと感じる。

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