やぶはな

Everybody Needs Somebody to Love.

志村後ろうしろ!

玄関の扉とか開けっ放しなのね基本。
で、DVDとか、BDとか観てるときに、ふと後ろを振り返ると見知らぬ女の人が立ってる。
って事が今のところ仮想でよく見る。
続きは無い。
続きがある場合は、たぶんソレは現実だから。
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最近、料理を作っても後悔することが増えました・・・
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「みーまー」の最新刊がね、厚いのよ。文字も小さくて詰まってる感が読み応え有りなのだわ。
で、中盤までがなんというか、三谷幸喜のコメディを観ているような感覚。ティム・ロスがベルボーイしてた映画「フォー・ルームス」とかにも近い感じかも。主な登場人物の個々の話が時間軸を交差させながら描写されるだけでなく、同シリーズの既刊の伏線の回収やら、同著者の別作品の伏線回収やら、お約束の引用ネタが少なくなく、ニヤニヤが止まらないのデス。でもね、いくら少しどこかが壊れてるキャラが軽快に物語りを駆け回っても、「みーまー」特有のブレた日常の隙間からこぼれ落ちる生臭い腐臭あふれるヘドロのような物体の存在が希薄で、「喜劇もいけるんだ」と著者の才に驚きつつも「血がみたいんじゃ!」とはやる気持ちを弄ぶのデス。
本の厚さに対して14mmくらい読み進めたあたりからスルーされ続けていた血の臭いが少しずつ濃度を増してきました。たぶん物語の骨は前半部分のバカップルの話で終わっていて、事件の重要な鍵の一端を担いつつも華麗にスルーしてイチャつくのがうらやまけしからん。けど、嘘つきは何らかの介入をしてるかもねぇと想像しつつ続きを読むのが楽しみなのデス。
残念ながら「この巻から読んでも話は完結してるから読みやすいヨ」とは奨められないこのシリーズの主人公「みーまー」の特異性と各登場人物の伏線をニヤニヤするためにも第1巻から読め。ついでに同著者の「電波女~」シリーズも嫁。

希望湯女再臨。

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