やぶはな

Everybody Needs Somebody to Love.

いかもの

公開初日21:30-24:10の回を観てきた。
公開初日で金曜の夜。
歌舞伎町は人大杉wwwww
なのに、舞台に客はアタシ含めて6人くらいwwwwwww
ほぼ貸し切りなので快適ではあったのだけれど、それでいいのかwwwwwww

内容は2018年に亡くなったソウルの女王アレサ・フランクリン(田中真紀子似)の生涯をジェニファー・ハドソンが演じるというもので、アタクシはブルースブラザーズとその後いくつかのアルバムを聴いただけなので生い立ちとか全く知らず、傲慢な歌手と認識していたのだけれど、映画の通りの人だとすれば、酷く繊細で気が小さく男を見る目が無く、信仰心に篤い人物だったみたいで意外。

劇中のジェニファー・ハドソンの歌は素晴らしいのだけれど、やはりアレサ本人には及ばず、その差を強く感じてしまい、さらにはアレがナニで観終わった後には「ジェニファー・ハドソン誰それ?アレサ・フランクリンの歌良いよね!」という印象しか残らないのが残念でした。そして、幼少期のアレサ・フランクリンを演じた子役の歌唱力がヤバイwww

気になったのは、多分アレサ・フランクリンの人となりを理解するためには特定の一神教を深く信仰していないとならないのではないか疑惑。新宿あたりでも特定の一神教の方々が街頭で「人類は皆平等」とか叫んでおられますが、黒人差別はびこる状況を見守るだけで何もしない、否、そんな状況を放置する神様に何故あそこまで入れ込むのか全く理解出来ないのデスが・・・・

そしてほとんど描写されてないのだけれど、アレサがキング牧師に感化されて公民権運動に傾倒していくところで、その動機となる差別を受けたシーンってほぼ無いのよね。途中でアラバマのスタジオに行ったときに白人に囲まれるとかあったけど、本人の音楽の才覚で認めさせるし。そもそも劇中ではどちらかというと黒人の方が金持ちなのよねw
アレサ自身はデトロイトでも大きな教会の牧師の家庭で毎週ホームパーティを開くようなお家だぜ。エラ・フィッツジェラルドとかデューク・エリントンが普通に遊びにくるような交友関係なんだぜ。そんなパーティの場で「黒人にこそ社会主義は相応しい」とか話しているのは草生えるけどなwwww絶対無理だろwwwww
そして、アレサ本人は暴力による革命も辞さないと発言し、非暴力を謳う父親(DV野郎:この矛盾めちゃくちゃ)と喧嘩別れするけど後に和解。ちなみに最初の旦那もDV(ヤン気味)野郎。

そして結局神様が~という流れは特定の一神教を信仰してないと支離滅裂すぎて理解出来ないわ。多分。

で、薄々気付いていたのだけれど、結局の所、今年視聴した【アメリカン・ユートピア】や【サマー・オブ・ソウル】と同様に、米国民主党の応援映画だったっぽいwww
特定の一神教に信仰篤いのは共和党側かと思っていたのだけれど、小浜登場で逆転した?リンカーンって共和党でしょ?しかし、冒頭から「社会主義」発言とか本当に迷走してないか?まるで今の大統領www



結局の所、この映画の内容はよく覚えていませんが、アレサ・フランクリン本人の歌は、その思想がどうであれ素晴らしいものであることは間違い無い。
とりあえず【ブルース・ブラザーズ】で田中真紀子だった頃のアレサを観てくるわw


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