先週末の土曜日は天気良かったので甲斐大和駅近くに建てられた「クロソイド曲線の碑」を見に行ってきた。
笹子から一駅歩いてw
クロソイド曲線とは曲率が徐々に変化していく感じのアレだよ!
日本道路公団の重鎮だった武部健一氏の著書「道路の日本史 古代駅路から高速道路へ」を最近読んだのだけれど、意外と面白かった。で、60年くらい前?に名神高速の建設にあたってドイツから招かれたクサヘル・ドルシュによって日本に持ち込まれたクロソイド曲線。この碑が「群馬県みなかみ町」にあるらしい。
・・・・・・・・・???
もうね、がっつり勘違いしとったw
大月から甲府までの道をgooglemaps見てたら見つけちゃったんだものww
上記の書籍に書いてあった「クロソイド曲線碑あるじゃん!」ってさwwwwwww
と言うわけで、JR中央本線の笹子駅をスタートし、同じくJR中央本線の甲斐大和駅までの一駅(17km)を散歩(トレイル)してみた。
具体的なルートはこんな感じ。
sunnto9では17.8kmを6時間20分で歩く(一部走ったけどな)。
geograhicaでは16.1km。
ルートは「山と高原地図」では破線になっている所謂バリエーションルートの「寂しょう尾根」で滝子山へ登り、大谷ヶ丸~大鹿峠を経由し甲斐大和駅に向かうというもの。
今回も二週間前と同じく地下足袋(ビブラムファイブフィンガー)と6リットルのザック。
やはり、地下足袋は良いな。
岩場では全く滑らない。
ただ、今の時期は落葉が堆積しててそれが凄く滑る。
多分、普通の登山靴でも同じだと思うけど。
ザックについては気温低いので水を減らせるから緊急キットと着替えに携行食と水入れても6リットルで収まる。低山の日帰り行なら充分じゃないかな~
地図とスマホのGPSにお守り代わりの熊鈴も入るしさ~
ここからサクッとトレイルの写真。
新宿始発の京王線から高尾でJR乗換で7:10笹子駅スタート。(京王線使うのはJRより800円くらい安いから)
寒い。
まぢか・・・・・
角度はキツく、踏み跡も薄いけど、人は少ないしずっと尾根伝いで歩けるので余裕じゃね?
このくらいの岩場ならそれほど難易度高いわけでも無いよね・・・・
え、どこがルート??
途中までバリエーションルート舐めてました。
結構キツいわwww
でもルートファインディングしながら登るのは楽しいさ~
そして滝子山山頂直前の急登がキツいっす。
でも、尾根をずっと北に向かって登っていく。つまり富士山を背に歩くわけで、滝子山から富士山を見るときのカタルシスがパないwww
どうよ。
どうよ。
どうよ!
つるし雲っぽいしさ!
後は消化試合なんだけどな。
とにかく落ち葉が歩きづらい。
踏み跡もほとんど無くてGPS無いと遭難するぜ。
途中に動物の糞とかもあったし女児の悲鳴みたいな鳴き声も聞こえた。ネット情報によると鹿の警告音らしいけど姿は確認できず。
それ以外は人も居ないし穏やかな木漏れ日の中尾根を歩くというのはとても気持ちが良いものなのデス。
ようやく下山。
氷川神社が日影道にあって超怖いw
そしてこの鳥居の直ぐ下は民家の庭。
・・・・・え?
民家の庭の向こうに公道があるwwww
勝手に入っていいの????
でも、ここしか通れないしwwww
というミラクルがあって面白い。
この先は公道を延々歩くだけなので割愛。
でもでも、古戦場跡を記す碑とか超怖いポリスメンの立像とか怪しいラーメン屋の看板(既に閉店してた)とか、やたら細路地の多い集落とかキリシタン大名がうんたらかんたらとか面白い土地でした。
JR甲斐大和駅。
ゴールはもう直前なのだ。
そして駅から徒歩4分。
甲州街道沿いに突如何の説明も無く現れたクロソイド曲線。
夜間ライトアップされているらしいwwww
「くろそいど」とか書いとけばいいのに。
勘違いから始まったお散歩だけれど、余は満足じゃ。
帰りの電車まで時間調整で甲斐大和駅前にある【雅】でほうとう(かぼちゃ)を喰う。
意外に美味い。
デカイ南瓜と厚いあぶらげに沢山のきのこが良か~
付け合わせの酢の物が味噌煮込みのしつこさをスッキリさせてくれるのも良い仕事してまっせ~
あ、ほうとうは注文から20分くらい調理時間かかるので電車の時刻気にしろよな~
アタクシはギリで完食したけどな~
さて、今回試した新しいものなのだけれど、アンダーアーマーのマスクと711の安納芋羊羹。
マスクは良い感じ。鼻の隙間できないので眼鏡が曇らない。
マスクと口の間の空間が広いので不快感は無く、使い捨ての不織布マスクと比べると運動時の呼吸がし易い。
ダメな点はマスクの内側が激しく結露するところ。仕方無いのだけれど。
でも速乾なので人の居ないことろで10分くらい外気に晒しとけば湿り気が気にならない。
711の安納芋羊羹は付かれているときは凄く美味く感じる。
芋の風味が強いので甘いだけの羊羹に辟易しているアタクシに丁度良か。
これはトレイルのお供になるぜ~
そして本題。
マスクしたままバリエーションルートを登ったのだけれど、キツかった。
ちょっと舐めてました。
で、滝子山から大谷ヶ丸への分岐から先はほとんど人が居なかったからマスク外したのだけれど、超楽。
酸素が体中に染み渡る感じ(当社比150%)。
マスクして運動するのキツかったら素直にマスク外したほうがいいよ。
酸素足りないと身体が回復しないのな。
それが解ったので良し。
あ、トップ写真のトラボルタ君は武田勝頼君デス。
鎧着てるのになかなかの腰のひねり具合じゃないデスか?