やぶはな

Everybody Needs Somebody to Love.

カゾク

そいえば、バイオリンで最初に教えてもらう音はG線の解放音、つまりその楽器が出せる最低音なんだよね。最初に楽器の限界を知るというのはすごく新鮮。そこから下の音は他の楽器に任せろ、と。
管楽器との大きな違いだよな。「理論上」は管であれば其処の限界は無い。コストの事を除いても吹奏楽を学生にやらせる動機としては都合が良いなぁと邪推もするよな。
昔、アマチュアの社会人のクラリネット吹きに「吹奏楽は何にでもなれる中庸さこそが魅力」と力説されたことがあり、それは万人受けする魅力とは成り得ないと反論したことがある。良く聞く話だけれど、管は他者の演奏会であら探しするが、弦は良いところを探す。どちらも「素直に楽しめば良いジャン」と思いつつもそんな例えがあるほど立ち位置に違いがあるのかな?とか思うのデス。
まぁ、どちらかをディスるという話ではなくて、音楽を作る構成要素の一つとしてみた場合のスタンスの違いは歴史故か?多様性故か?そのほかの要因か?と考えてみるきっかけとなっています。
ところで、弦を始めて戸惑った事がもう一つ。
それは「ブレス」の位置。
管楽器を馬鹿みたいに10年以上やっていた経験のほとんどを締めると言っても過言ではないのが息継ぎなんだよ。
それが、弦楽器は曖昧に感じるのだよ。当たり前か。弓で弦を振動させる事と演奏者の呼吸は別で動作しているのだから。
この感覚については、楽器をやったことが無い人でも実感できると思う。それはカラオケで歌う場合にどこで息継ぎするかは意識するじゃない。音量、声質、音程、リズムが良くてもサビで息継ぎの為にぶつ切りな歌い方してる場合とか、何か残念じゃない。そゆ感じ。
で、弦の指導を受けるときにフレーズの膨らませ方や抑え方はあるのだけれど「息継ぎどこでするのー!」って酸欠になりそうだよ。
管の弊害かもしれないけれど。僕なりの昇華(消化?)の仕方としてボウイングよりブレス位置が気になって仕方無いんだよ。
兎に角、数年ぶりに始めた楽器のある生活は楽しいんだよ。
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チクショー!
マーヤかわいいよマーヤ!
部長みたいな上から目線の言動が大好きだー!
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今月はあと二週間。
今月は何の因果か「家賊」がマイブーム。
ウザイ。
早く12月になれよ。
さて「煉獄姫」の著者の新作「@HOME」を読む。
家賊の在り方を丁寧に解析していて考えてもみなかった視点はいろいろ考えさせられるものもあるのだけれど、同時に「何でそこまで家族の絆に依存するのか?」という疑問も持ったり。
「血」の繋がりを持たないモノ達の疑似家族が潜在的に「血」に依存する矛盾なんてナンセンスだろうに。
まぁ、遺産相続関係の描写については溜飲を下げるのデス。近い将来訪れるであろうケースを想定して、金髪アロハグラサンで親戚一同に啖呵切れるように衣装を用意しておこうと思ったんだよ。
いずれにせよ、気になるのは、人はそんなに弱いものなのか?ってことよ。
まぁ次巻が出たら読むけどな。
その前に煉獄姫の2巻が楽しみだけどな。

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