やぶはな

Everybody Needs Somebody to Love.

左へジャンプ。手を腰に。

スケールは違うけど、このブログでも何度か書いたが、個人住宅を攻める場合はインフラをまず遮断するのが効果的かと。そもそも、住宅を制圧するような事態はそうそう起こらないとされているから何の対策も行われていないのだけれど、是非に及ばず。
とはいえ、壁に耳あり障子にメアリー、障子にチ○コを刺すのは某都知事といいまして、エネルギー全般のコストが国内においては上昇が既定路線と考えるとセコイ盗人も出てくるのかなと。
省エネもいいけれど、インフラにも少し気を遣うのは必須だろJK。
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黒いオルフェ
原題の方は差別用語扱いされてないのかな?
1950年代後半のリオデジャネイロの建築がステキ。ちょうどオスカー・ニー・マイヤーやルシオ・コスタが活動していた頃だったと記憶しているが、ピロティやスカイスクレーパーもチラリズムでサンバを踊ろうよ。と、近代建築に目が行きがちではあるものの、黒人の住宅というより、鶏小屋みたいな長屋がアタシの心にストライク。建築的な見所は窓と階段。あと、其れに付随する手すりとか見応えあるんだよ。
路面電車とか運行中の状況がエクストリーム競技かよ!という挙動しててイカしております。
ところで子供すげぇ!特にタンバリン持った男の子とラストシーンで踊ってた女の子は素晴らしいよ。老若男女みんなすげぇ!身体のキレが半端無い。
年齢も体型も違うし、衛生的とはいえない環境で生活しているにも関わらず、女性がみんなセクシーだし。
サンバはネ申だ。
2011年のベスト映画になりそうなんだよ。
ギリシア神話のオルフェ(オルペウス)とユリディス(エウリュディケ)の話を下書きとして、1950年代後半のリオデジャネイロを舞台として描いている。登場人物は皆黒人であり、物語全般にボサノバかサンバが流れ続けて踊り続けている。しかも、決してミュージカル映画みたいな心理描写の演出としての歌や踊りではなくて、リオのカーニバルを含めて日常生活のなかに密接した音楽と踊りが続くのはちょっとしたカルチャーショックでもあるのだけれど。
リオで黒人を主に据えて物語を構築したのは、ギリシア神話の神々達の欲望に忠実な情愛溢れる様と音楽と踊りを介して感情を発露している黒人達の姿にマッチしているのが神がかっているなぁと思わずにはいられないんだよ。
物語を動かすのも、物語を終わらせるのも、物語を始めるのも、欲望なんだよ。愛なんだよ。踊りなんだよ!
そんなものとんと持ち合わせていないアタシには・・・
ところで、今回視聴のきっかけとなった「細けぇ事はいいんだよ!」の部分、確かにありましたw
ユリディスが謎のストーカー男に追い詰められて死ぬが、結局ストーカー男は誰で何に為に追いかけ回したのかさっぱり説明が無いんだよwしかも、直接の死因がアレだし・・・オルフェの死因だってナニすぎるし・・・
新しいオルフェが誕生して陽はまた昇る。

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