やぶはな

Everybody Needs Somebody to Love.

餅が好きな人を全力で応援したい今日この頃いかがお過ごしでしょうか。

uk4868
山と食欲と私】の主人公が新田次郎著「孤高の人」を作中でよく読んでおり、ミーハーなアタシも当然読もうと思ったのだけれど、近所の大型書店が軒並み無くなってしまった新宿界隈(新宿駅の北側は遠いので除外)では、小さな書店しか無く、悉く在庫が無い。
「いつものようにamazonで買う」という選択肢は無い。
で、読めない日々が続くのだけれど、故に冷静になってインターネッツの力(パワー)で孤高の人のモデルとなった加藤文太郎の活動なんぞを知り、「孤高の人」漫画版がすげい叩かれていたり、「孤高の人」原作(小説)の脚色に異を唱える人がいたりと、創作の方にはいろいろメンドクセイアンチが湧いてて萎える。
だったら、加藤文太郎本人の手記を編集した「単独行」を読むことにする。
これも、どうやら出版社や編集者によって複数のバージョンがあるみたいだけど、結局「新版・単独行」ヤマケイ出版をkindle版で買うwww
まだ前半しか読めてないのだけれど、日付・天候・各行程の時刻・所感の羅列が淡々としていてなんか迫力あるのデス。
途中で「地図見ながら読んだ方がイメージ膨らむんじゃね?」と気づき、山と高原地図を何冊も買い込んで、加藤文太郎の山行を辿りながら、方角や時刻から陽差しが山にどのように当たってどのように見えたのかを想像するの楽し過ぎなんだよ。ネットを検索すれば詳細にルートや写真なんていくらでも出てくるけど、加藤文太郎の文章は読み手側への妄想力に対する挑戦のように思えて退けない感じしとりますw
とりあえず、読了したら新田次郎の「孤高の人」も読んでみたいと思う(kindle版でw)。
後に知ったのだが、「青空文庫」にて二見書房版の「単独行」が全文公開されとった。amazon でも無料版(二見版)として出とる。

無料なんでそっちでも良かったかもしれないw

あ、「部屋とワイシャツと~山と食欲~」だけど、今週更新の第45話は山にあまり関係無いけど結構好きな話かも。

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