やぶはな

Everybody Needs Somebody to Love.

気がつけば4日経過

ここのところ季節の変わり目で素直に体調を崩しておりました。数年前も丁度桜散る頃でしたが1週間ほどだるさと吐き気と眠さと腹痛に苛まれ自力回復したものの後にインフルエンザだったことが発覚。周りの人にうつらなくて良かったと思いつつ、回復力補強とだらけた生活を改めようと今更思い、まずはできることからと減酒早寝早起きを始めました。ビールだったら1リットル/日程度までとし日付が変わったら寝て日が昇る前に起きる。有り何じゃないでしょうか。
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で、3時4時に起床してなにやってたかと言えば仕事もせずに読書なんぞをビル・エバンスとラフマニノフの演奏で楽しんでる訳なのです。一眠りした後なので酒は抜けてるし寝落ちの心配も無いし集中できます。
で、ここのところ読んでいたのが入間人間氏の「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」シリーズ。

電撃文庫にしては地味な表紙であるもののwebに溢れる書評に散見する
 ①表紙を見る
 ②背表紙を見る
 ③帯を外して表紙を見る
 ④帯を外した状態で背表紙を見る
 ⑤表紙カバーを外して表紙の裏を見る
という一連の動作を面倒でも行ってから本文に入ったらいいじゃない。好みが分かれると思うから。
とは言いつつ僕も知らないで読了後にwebで知ったのだけれど。そもそも同氏の「電波女~」がちょっとお腹に優しいベジー系ハンバーガーで美味しくいただいたので、ピクルス多めで塩辛を挟んでそうな「みーまー」シリーズを試してみたんだな。

クロストークを改行なしでたたみ掛けてくるのは、テンポが良いととるか不安定さを表現しているのか好きに捉えればいいし、何なら読み飛ばしても良いかも。最後まで流れを見失わなければ語弊のある言い方をすると「爽快」感すらあるが、其れは俯瞰で見ようとする自分、逆に言えば自分は「そっち側」じゃないという思いこみの効果も少なからずあるんじゃないかと。でもさ、物語としてデフォルムされているとはいえ彼女彼氏らと自分がそう遠くない場所にいるんじゃないかと、マンホールだろうが、クレバスだろうが、底なし沼だろうが、井戸だろうが日常と紙一重な願望を突きつけられたようで横隔膜が痙攣しそうだよ。
webに転がってる書評なんぞ見てると乙一氏の「GOTH」の影響ってコメントしてる方が多くて、残念ながら僕はそれ読んで無いし映画も観てないからよく分からないのだけれど、個人的には「カリガリ博士」が真っ先に思い浮かんだのだけれど、どうかな?

とにかくバカップルの平凡な日常を淡々と描く物語なので読む価値ないよ。嘘だけど。

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