やぶはな

Everybody Needs Somebody to Love.

10年後の8月また出逢えるの信じるなんてできないよ。そんな必要ないのだから。

撮り溜めておいた「あの花」観る。
見始めたら止まらないでポッポ。
EDの「秘密基地」カバーは卑怯だよねぇ。いろいろ引きずられるじゃねぇですか。
物語は幼少期の事故を機に過去に囚われている少年少女達がそれに向き合うという流れなのだけれど、誰しもが事の大小なんか主観的なもので程度を表すことはできないにせよ、過去に何かしらのトラウマを持っているものだろ。其れを飲み込んでそれぞれ今を生きてるわけで、まさに、物語前半の疎遠な関係のまま暮らしている登場人物の姿って映像でみるとすこし歪に感じるかもしれないが、其の状態こそが、現実に生きる人間の素の姿そのままなんじゃないのかなって思いつつ観ておりました。
そんな日常の中で主人公達の前に「夏の獣」が現れることによって「過去に向き合う」という物語がその体裁を整えるのデス。
物語が物語りたり得る為に夏の獣が現れて、結果、能動的にトラウマと向き合う。その物語に現実の自分を重ね感じ入り、もしかしたら涙を流すかもしれない。だけど、現実には夏の獣なんて居なくて、過去と向き合うために一瞬でも夏の獣を欲してしまった自分を「馬鹿だなぁ」って苦笑。
右手の小指が痺れたから良い物語だと思うのでBD買おうか迷っています。
早速巡礼も行われているようです。
アニメ「あの花」効果で若者客急増 秩父が新たな「巡礼スポット」に
msn産経ニュース 2011/07/06
sankei.jp.msn.com/region/news/110706/stm11070620370007-n1.htm
秩父周辺の電車駅のホームや車内に流れる空気感は好物デス。
朝の通勤時間帯だろうが、「暑い」という理由でビールをキオスクで買ってホームで飲んでいても「有り」なんだよ。その緩さは羨ましいかぎりデス。
ところで「つるこ」で画像検索すると「笑福亭鶴光」がやたらとヒットする不思議。おいおい、肌色集中線で、えんのんか~www

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