やぶはな

Everybody Needs Somebody to Love.

満蒙

久々に古本市にいってみたら良いネタ見つけた(速報)。

建築学会図書館いけば昭和13年から17年までの建築年鑑を閲覧はできるのだけれど建築学会員じゃないからそうそう入れないのだけれど。
国交省の前身である建設省はもともと大蔵省と内務省の一部がくっついてできた訳で、国の機関の入る建物はあらゆる点においてグレードが高かったのでしょうね。戦中ということもあってそれらの建物についてはセキュリティポリシーも高かったのかしらね。表紙裏には「防諜上から取扱いに注意されたし」と。実際には図面とかは一切入ってないのだけれど世相かしら。しかし、昨今のカネカネカネや役所仕事なんぞ特アに施工図かかせたりとか無チェックだったりしたのでしょうね。今は人件費上がったから国は別のところに移行してるみたいだけどさ。やっぱりどっか抜けてるんじゃないかしらね。と、話それたけど、内容はまだ精査してないのだけれど、巻末の企業広告がイカス。時代を感じさせてるのだけれど夫現在の大手ゼネコンが満州支店もってたのね。とか、「シナ及朝鮮の建築」とかいう本の宣伝吐いてたりしてる。単純に現在昭和82年だから66年たってるわけで、今は省エネとかなんとかで長寿命建築で100年とか200年とか言ってるのだけれど、実際の処そんなん造れるの?ってはなしも有ったり。年鑑で当時竣工の建物が今も有るか興味があるのデス。
も一冊はタンゲケンゾの1970年の本で其れまでの氏の論文とかのリライト集。氏の25歳頃に書いたミケランジェロ芸術論とかは出てないのが残念なところ。週末は読むZO!

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