思い立ったが吉日?
出先から日吉へ向かう。
目的は大谷幸夫さん設計の大塚製靴の工場(一部展示施設)。
初めて歩く土地だったので、とりあえず迷子(フィールドワーク)になる。
今回のミッション(地図無し)のキーワードは
「駅から徒歩10分くらい」
「駅の南南西」
「学校に隣接」
慶応大学でなんかのイベントやってて、客やら学生やらが鬱陶しかったのだけれど、若干下町っぽい商店街が残っていたり、高低差の多い土地故に面白いビューポイントがいくつもあり、良さそうな街でした。
大塚製靴に行ってみれば、日曜日で休みでした(爆)
建物については別の機会に。
今回のフィールドワークで気になった事があるのだけれど、この建物は、その時代を反映した(?)落ち着きはあるものの、独特なファサードを盛っているにも関わらず、周囲の隣接する建物(主にマンション群)はまったく其れを無視したファサードなんだよね。特に酷いのは隣接するマンションの立体駐車場なんて醜悪過ぎて吐きそうデス。
言葉の示す意味が違うことを理解しているが、あえて混同した意味を含んだミスリードしてみるけれど、都市や建築の「環境」が謳われてそこそこ月日が経っているにも関わらず、周辺のマンション群の地霊(クリスチャン・シュベルク的なゲニウス・ロキっぽいサムシング)を全く無視した建設行為ってなんなのだろうね。ここまで建築というものには力が無いものなのだろうか?
2012-10-21