やぶはな

Everybody Needs Somebody to Love.

鳥居ユーグリッド

伊勢両宮に行きたいデス。
名古屋から急行(特急?)で1時間30分くらい。
遠い・・・
航空写真で眺めていたら豊橋から伊勢までの距離は近いけど、交通手段がめんどくせい。
伊良湖岬から鳥羽まで船が出ているっぽい。鳥羽~伊勢は電車ありそうだが、豊橋~伊良湖岬のアクセスが不明。船に乗りたいところだが、名古屋経由が手間無しのような予感。
閑話休題。
今更ナ勘違いでお恥ずかしい限りデスが、宮島の厳島神社の大鳥居はずっと三輪鳥居系だと思ってたのだけれど、よく見たら明神鳥居で、潮の反力とるために控えを出していただけなんダナ。
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(出展:「壁」岸田日出刀著、「鳥居」より抜粋)

 鳥居に種々の形式があるやうに、神社にも数多くの形式が分類される。かかる神社建築の分類は、本殿の建築形式の差異によつてなされるものであるが、概して後世のものほど複雑さを増すのを常としてをり、原始神道に属する上代に創められた神社ほど、その本殿は簡素である。本殿が簡素ならばその付属の建造物も簡素なものとなるのが自然で、そこに神社建築全体としてのまとまりや調和や統一感が完成される道理である。
 神明鳥居がその美の極致をよく発揮するのも、本殿が神明造の簡素明快の建築形式である場合に於いてである。伊勢神宮に拝する時、その御本殿の建築形式とその鳥居の構成とが如何によく調和しているかを仰ぎ見て頂きたい。胸打つ神気は更にその建築的理解に助けられていよいよ高鳴るであらう。伊勢神宮はその内宮外宮ともその御本殿は神明造であり、その鳥居は神明鳥居である。
 神明の字を逆にした明神の鳥居には、神明鳥居より多くの親和性はあるが、神明鳥居にみるやうな素朴さはない。だが本殿の建築形式が各部に曲線を交へたり色彩が豊富に応用されているやうな場合には、明神鳥居もなかなかに画趣に豊かな調和の美しさを呈するであらう。かうした実例の随一に宮島の海に立つ厳島神社がある。この鳥居は大体明神鳥居で、海中の波に脅かされているから、柱に頑丈な支へがあるが、このたつた一つの鳥居が如何に宮島の価値を高揚していることか。
 今日我々は複雑な西洋流の建築に見慣れている。一本の鳥居を見て感興を湧かす人は殆どないであらう。だがこの一本の鳥居からだけでも、考へればいろいろなことが糸車の糸の如くに繰り出せる。造形意匠といふことだけに就いても、鳥居といふ命題から数限りない問題が提供されよう。
 國を想ふて靖国神社に詣でる。護国の英霊の前に額づき、碧空に大鳥居を仰ぐ。敢えて茲に「鳥居」の一篇を綴つた次第である。

ところで岸田日出刀センセイ、いくら明神鳥居とか他の鳥居も「ケースバイケースでアリだよねw」とかお茶を濁していようとも、「神明鳥居以外はクソ」みたいな本音がダダ漏れデスwww
とはいえ、アタシも神明鳥居が一番好みデス。どうも「てり」のついたのは苦手というか落ち着かにゃい。
京都の伏見稲荷は明神鳥居だったかにゃ?
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どうみてもスパムめーるだよな。
登録解除してもいつの間にか届くし、メールソフト側でフィルタかけても届く。
鬱陶しい。滅べ。

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