やぶはな

Everybody Needs Somebody to Love.

春眠暁オーヴァードライブ


どうも。オレです。
大学2回生で発症するっぽい大二病を患っています。
嘘だけど。
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先日の「謝らない方が満たされる」という研究結果なんだけど、詳細は不明だが、回答者の「信仰」も知りたいところなんだよ。
アタシの根拠なき妄想なんだけれど、謝らないことに満足感を覚える人は信心深い人が多い傾向が見れるんじゃないの?特に一神教徒のさ。
だって、日常的に「神様」の所為にしてんじゃないの?「お導き」とかなんとか言ってさ。
逆にリアリストだったら長期的な視点で得られる社会的な利益を優先するから「必要」であれば頭を下げることができるし、そこに感情は不要と考えるのではにゃいかと。
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【マホロミ】が面白い。
建物がそこで生活していた人の想いを主人公に「見せる」
その想いを酌んで記憶の欠片を探し然るべき方向へ流す
そーゆー話と現象の流れ。
面白いと感じた部分は、ゲニウス・ロキのような土地の記憶ではなく、建物が積み重ねてきた記憶でもなく、そこで生活していた人の記憶が残留している点なのよ。
物語の中では「祖父を建築家に持つ、建築学科の学生が、取り壊しの決まった古い洋館の一部の部材に触れることをトリガーとして記憶を再生する現象が起きる」のよ。
あれ?
洋館は必須条件じゃなくね?
「取り壊し間際」というのは条件設定として有り。今際の際に走馬燈やら心残りを思い起こすなんてことは、まぁ、あるのだけれど、ソレは「人」の記憶であって「建物」の記憶なんだろか?
それともヴォリーズを始めとする招聘された外国人建築家は、自身の設計した建物に何らかのメモリーギミックを組み込む技でももってたんにゃろか?
最近はさ、土地や建物の記憶を辿る作業なんぞをやっていたものだから、そこに棲まう人の記憶にまでは頭が回らなかったんだよ。
目からウロコなんだよ。
とはいえ、実作業で人の記憶までサルベージするなんていったら莫大な時間が必要になるし、関連づけするだけでも大変なんでやらないけど。
物語として表現するならば、感情移入できる「人」の記憶の方がやりやすいだろうし、作者が描きたかったものも「人」の話なんだろうなと。
そゆ視点から、「建築」で物語りを作るにはどうしたらいいにょか?小手先の演出なんかじゃなくてさ。
一般的な設計事務所の雰囲気ってよくわからないのだけれど、作中で設計事務所でのバイト風景が描かれていて、そこの所長の古い建物に対するスタンスについては共感できたのデス。

そりゃあ好きだよ、趣があうしね。
だからといってなんでも保存すればいいというわけじゃない。
直して使えるならそすればいい。
建物は使ってこそだと思ってるからね。
建物の価値は使う人が決めるものだと思う。
まあ・・・その価値も人それぞれで難しい。
残す価値を訴える人もいれば、壊して新しいものにする価値を求める人もいる。
個人的には旧い建物が身近にある社会は豊かだと思うけどね。
歴史を感じられない街並みはきれいでもどこか不安になるでしょ。

とはいえ、卑怯な例えを一つ。
数百年の経過した建物が立ち並ぶ欧州の街並み。そこがスラムだとしても、それは豊かな社会か?
まぁ、どうでもいいのデスが・・・
仕事について思うところがあって、その辺と物語とがなんかリンクしてしまって二度寝の覚醒度合が狂うし考えはまとまらにゃいし。

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