バカの壁

緑豆ってさバカだろ。
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今回の岩手・宮城内陸地震では山間部の地滑りの話題が報道の中心となっていて建物の被害の情報が少ないのだけれど、見方によっては災害対策がうまく機能しているとも言えるのかもしれないのだけれど、被害が無いわけではないのでその辺の対応待ちな部分もまだあるので小澤の地元がどうのとかそんな政治的な話で流していいものじゃないだろ。
でさ、あまり出てない話の中に、実はRC造の建物の損傷が木造に比べて多いのではないかという話をちらほら流れてくるのだけれど、地震当初から地震波の周期が極端に短いのと長いのが出てて遠く離れた場所（東京とか）で長周期を拾う高層ビルでエレベータが止まったとかは報道されてたのだけれど、短周期をモロに食らった「剛」な建物に被害が多かったりしてるみたい。いままでの経験から鉄筋コンクリート造（ＲＣ造）の壁式構造で低層・中層くらいのがっちり剛に作ったたてものが良いのではというコンセンサスが一部ではできてきていたことや、兵庫地震のときのＪＲ鷹取駅で観測された地震波の4
倍以上を観測した今回の地震により、今後の構造基準の見直しを含めて「耐震」の考え方が禿しく変わっていくのでしょうね。
特に、緊急の避難所たる学校等の公共施設でガラスやら天井やらの非構造部材の損傷が未だに報告されることについては、今までの地震の教訓ってなかったんかい！と思っているのはアタシだけじゃないと思うのですが。
で、飛躍するんだけれど、地震波からエネルギーを取り出せる仕組みなんかも今なら実現できるだろうから、不確実性から現実的でないのは承知の上、野心的な人たちにとって良い時代が来ているのかもしれませんね。