やぶはな

Everybody Needs Somebody to Love.

抑圧ストイシズム


都民交響楽団というオケの演奏会に行く。
ドヴォルザークとラフマニノフは良い演奏でした。
特に管楽器の安定感素晴らしい。
ホルンがしっかりしてると安心感パないし、チェロからフルートへのワンツーパスとか、ダブルリード勢の職人っぷり、突然差し込まれるブックマークのようなトロンボーンのユニゾンは良かとデス。
JR錦糸町駅前にある「すみだトニフォニーホール」というところに初めて入った。
ホワイエから階段の床仕上げが絨毯なんだけど、墨流し模様で気持ち悪いwww
「墨」だけに墨流しをわざわざ絨毯にプリントしたみたいだけど、ブルーノ・タウト大先生(笑)が仰るところの「イカモノ」にしか見えないwww
ホールはシューボックス形で、舞台背面にパイプオルガンまで付いてるし、左右壁上端に士郎正宗っぽいオブジェが並んでて「本当にこのホールを設計した人はセンス悪いなぁ~(褒め言葉)」(注:日建○計の批判じゃないヨ!)と思ったとか思わなかったとか。あと、3階まで客席がある所為か、お客の動線が悪い。非常に悪い。足腰悪いひとにも優しくない感じだし。1997年竣工ってことは、その当時だってユニバーサルデザインの考え方は表に出ていたというか割と真面目に議論してた頃だったはずなのにね。
てゆうか、席が狭い。超狭い。アタシ足が長いからちょっとした苦行。座席も馬鹿正直なグリッド配置で前後の席をズラしてないから前の人の頭が邪魔。すげい邪魔。設計者どこの素人だよ!(ホメ言葉)(注:日建○計の批(以下略)
例によって音響は永田さんwww
カタログスペックでは残響2秒ってことだけど、実際聴いた感じではもう少し吸音側のように聞こえました。
ラフ2は、第一楽章の入りが大きかったしちょいと歌いすぎな感あったのはアタシの好みでは無かったデスが最後まで息切れしないで聴けて良かったのデス。
都民交響楽団ということで昔は都から援助があったみたいだけど、現在は自主運営で多くの賛助会員を集めて組織運営を行い、主な練習場所を東京文化会館(設計:前川國男)としているなんて、羨ましすぎるわい。ファンになってまうやろ。
気になったのは、観客がジジババばっかなのね。無料だからかな?
今回はホールについて辛めコメントをわざわざ書いてるけど、前後左右を老害で囲まれた影響も大きいのDEATH。
左側のババァは、題名の内音楽界ファンだそうで、休憩時間中エンドレストークを大音量で流し、演奏中は静かに眠る。途中シンバルの音で「ハッ!!」と目が醒めてカバンを漁りお茶ガブ飲み。なんでコンビニのビニール袋ごとカバンに入れてんねん。ガサゴソガサゴソ五月蠅いんじゃ!
右側のババァは、演奏中にトローチ的なものをカチャカチャカチャカチャ取り出してボリボリ噛みやがるし!!
前席のババァ2人は、演奏中に声は静かなのに、ワサワサワサワサワサ動きながら会話して鬱陶しい!!!
後ろの席の老夫婦のジジィは、批評家気取りで評論してうざい。それはいいのだけれど、夫婦そろって全く拍手しない。評論では良い部分もとりあげていたはずはのに全く、拍手しない。これアマニュアの演奏会ですよ。無料の。自主公演できるくらいに力のある楽団ではありますが。気取ってんじゃねえよハ~ゲ!!!!
という訳で、都民響の演奏会には今後も行きたいのデスが、すみだトリフォニーホールはパス。無料演奏会は老人多そうなのでパス。有料かつ東京文化会館で演奏する場合は是非聴きに行きたいかも。

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