やぶはな

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【谷川岳 2019】思いつき編 ~そうだ 谷川岳 行こう。~

 八月のお盆あたりはカレンダーの黒い日は普通に仕事をしていた。
で、明けた翌週の平日に休みをとったのだけれど、山の天気悪いし、壊れた楽器を直さないとだし、休みだって行ってるのに仕事のメールと電話が止まらないしで、結局自宅と事務所を往復しつつ高校野球の決勝をAMラジオで聴きながら比較的ゆっくりと過ごしたのだけれど、8/23の朝の天気予報にて「谷川岳:土日晴れ」が確定っぽかったので山行を決める。
 あ、余談デスが地上波テレビ放送ってリアルタイムから5~10秒くらい遅いのデスね。AMラジオの音声とテレビ画面にズレがあって初めて気づきました。このズレってどこで辻褄合わせてるのでしょうか?

閑話休題。

 もともと今月は谷川岳の主脈縦走か馬蹄縦走のいずれか、又は両方行くつもりで道具とか準備していたのだけれど天候が読めずに断念。ネットを見るとトレラン系の人達がどちらの縦走も日帰りでこなしているのデスが、山と高原地図を始めとした書籍では一泊ないしは二泊での縦走を進めています。アタシの体力では日帰りは出来なくはないのだけれど、初見ルートは安全第一でいきたいのデス。谷川岳は幕営禁止のため、避難小屋を含む山小屋泊が基本となり、公共交通機関によるアクセスと出発時間の制限から前日の前乗りが必要なため、いきなり縦走ではなく、仮眠場所&ルートの下見として金曜・土曜日で谷川岳オキの耳まで歩こうということを金曜日の朝に決めてしまいました。

 問題は、休み中にも関わらず午前中に請求書の発送、16:30~17:30まで協力会社での打合せがあり、新宿を出発するのは19:00前後となること。これだと新幹線を使っても登山口最寄りのJR上越線土合駅まで行く終電に乗れないため、諦めて高崎駅からレンタカーを借りて登山口周辺で仮眠することに。

 高崎駅で鳥めし弁当を買おうと思ったら売り切れ。コンビニで飯を買いつつ、仕方無くレンタカーに乗って一般道のみを使って谷川岳ロープウェイ駅まで行く約二時間三十分。

 最近の車ってハイビームじゃないのにライトが眩しいし、夜だとみんな生き急ぐように煽ってくるのね。怖いっつーの。
 レンタカーはヴィッツだった。新車っぽい綺麗さだったけれどカーナビが古かったため高渋バイパス(25号線)の吉岡~渋川の当たりで変な道に誘導され時間を無駄に。

 JR土合駅前には23時頃到着。土合駅は無人駅だが施錠はされていないため仮眠場所としても使われているらしいので駅に入ってみたが仮眠しているひとは居ないので照明が明るいけど怖ぇぇぇ。

 ロープウェイ駅は7層の建物で1Fの屋内駐車場のみ夜間も開放されとる(料金は普通車500円。夜間の料金徴収はないため、帰るときに支払います)。薄暗い駐車場は数台の車が止まっているが超不気味。建物内部のトイレ、自販機、更衣スペース(トイレ内にあるよ)は使用可能。トイレの水が流れっぱなしなのは冬季の凍結防止仕様。

 車中泊(ヴィッツ版)。

  結論「ヴィッツで寝るの無理

 前部座席はヘッドレストの角度が固定で邪魔。足下も狭い。後部座席はシートベルトの固定具が背中に当たって寝転がれない。そもそも足の置場は無い。助手席を最大限倒して寝袋を敷きつつ、右足を運転席側、左足を助手席側につっこんでも足は伸ばせない。薄暗いといっても避難誘導灯とか明るいので目隠し又はタオル等が必須。気温は涼しいのでエンジンは停止し窓を少し開けておけば眠れる・・・かも。ラジオはAM、FMともに入らない。ドコモの電波は4本立ってた。

 0時を過ぎると数台の車が入ってきて仮眠してた。なぜか空いているのにアタシの隣にわざわざ停車した白いワンボックスがキモイ。
 2時くらいにその白いワンボックスのとなりに長野ナンバーの黒のランクル(若い男女)が駐車。扉の開け閉めをバタンバタン何度も繰り返すので完全に覚醒。五月蠅いし人も増えてきたので準備をして2:41に歩き始める。

2:45のロープウェイ駅ベースプラザ

 2:50頃の西黒尾根登山口。当たり前だけど誰一人居ないし湿度の高い生暖かい空気が気持ち悪くて普通に怖ぇぇぇwww

次回「ナイトハイクのすすぬ編」に続く。

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