やぶはな

Everybody Needs Somebody to Love.

Der Kunst Ihre Freiheit!

【足手まとい】を【足でまとう】というと
「えっ、何其れ。かっこいい」と感じる。
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筍は美味い。
でも、尿が筍くさい。

というわけで、わかめ+たけのこ=若竹煮てみた。
自分の食べたいサイズにカットできる幸せ。
先週頂いたワカメを冷凍しといて良かった。
別ルートで行者にんにくも入手していたので、おひたしにしていたのだけれど、
「芽」系の食材が豊富な春が好きになりそうデス。
旬のものを食べられるって本当に幸せだなぁw。
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Welcome TOKYO
www.kanko.metro.tokyo.jp/welcome/index.html
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「ヴァンダル画廊街の奇跡」
後半に息切れするものの、思想規制という取り扱い素材への興味もあり楽しめました。
戦争を題材にする絵画や音楽等の一切を規制する「プロパガンダ撤廃令」。戦争に繋がるきっかけを「知らなければ」争いは無くなるという馬鹿馬鹿しい世界の話なんだけれど、現実にも結構本気でそれに近いことを国内でやろうとしてる人たちもいるっぽいし、国外では似た様なことを実行しちゃってるところもあるから笑えないのだけれど。法の取り扱いについては「図書館戦争」に近い印象もあるが、作中に登場するルーブル美術館元館長の件は悲しいかな。
僕自身、芸術に造詣が深いでもなく、芸術から人生に多大な影響を受けてはいない。と、思うのだけれど、それらが規制されるとしたら、喪失感は半端無いだろうと読んでて怖かったのデス。
というかさぁ、こんな思想規制は宗教の否定にしかならないだろ。原理主義者でなくとも信心深いイカレタ人たちが更に激しく争いを始めると思うのだけれど。
さてさて、読み進めるうちになんとなく感じた既視感についてメモしとく。
プロパガンダ撤廃令→「図書館戦争」のメディア良化法。
マルドゥーク・コーポレーション→「攻殻」シリーズの大日本技研(ポセイドン・インダストリアル)。
Aiのネーヴォ→「マルドゥック・スクランブル」のウフコックっぽいかなぁ~とか。
映像でイメージすると「カウボーイ・ビバップ」のような演出(カット割りや音楽の使い方)がはまりそうなんだけれど。
一応この物語には派手な戦闘や立ち回りは皆無で、現実にある絵画をビルの壁に描くというほのぼのライトノベルなのにハードボイルドなSF臭がどこから途もなく香る不思議な読み物でした。
ついでに、各章で一つの絵画を扱っており、作者や題名が目次に出てるのでネットで画像を検索しておいて眺めながら読めばいいじゃない。或いは中学くらいの美術の教科書とかでも出ていた記憶が。

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