やぶはな

Everybody Needs Somebody to Love.

嘘つきルイージと壊れた青春男は閃かない。

【探偵・花咲太郎は閃かない】と【探偵・花咲太郎は覆さない】を読む。
この著者のスタンスは嫌いじゃないよ。
一読者として「長生きしてくれ」としか言えない。
少しでも長く生きて入間市(仮)をスプロールしてほしい限りデス。
無理だろうなぁ~
木曽川いいやつだナ~しゃぶしゃぶ喰いてぇ~それは木曽路だぁ~
ところでこのルイージシリーズは初出はみーまーの第8巻だったと思うのだけれど、ルイージを主人公に据えた文庫はアスキーメディアワークス(MW)文庫から出ている。MW文庫は昨年12月に創刊されたレーベルで電撃文庫カテゴリーではあるものの、読者層をライトノベルの主な対象としている中高生より年寄り向けにしており、本屋によっては一般文芸扱いにしているところもあるようデス。挿絵が無いしね。どのお話も後味が悪くて、アレだ、スティーブ・マクイーン主演の「ブリット」を見終わったときのようなやるせない読後感が「明日も生きよう」と感じさせるものデス。
実は「電波女と青春男⑥」を読んだあとにエリオット(エリオ父)と二条オワリの話に興味があったからルイージシリーズを読み始めたのだけれど、今のとこ2冊読んだ感じではエリオットは自称宇宙人の割に普通の人だし、二条オワリ出てこなかった。まぁ、そんなことはどうでもいいや。トウキとの馴れ初めや「以降生涯で二度と会うことはなかった。」というくだりの薄っぺらさが素敵デス。
とりあえず入間人間の著書「バカが全裸でやってくる」「僕の小規模な奇跡」「六百六十円の事情」の3冊が手元に積まれたので読むのが楽しみなんだよ。


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【電波女と青春男】シリーズの新しいのを読む。
トーエック登場でみーまーの薄暗い淀んだ空気が見える。
というか、トーエは20年近くもi君を引きずっているのかな?言動の節々に其れが現れるのが違和感。
そいえば、みーまーと同い年(一つ下だっけか?)だろトーエって。きっとみーくんもまーちゃんも青春男の頃には生きていないだろうなと予想。
④あたりからやたらと多摩湖さんと黄鶏くんが本編を侵食し始めているのね。「電波~」続刊をもっと早く読んでおくべきだった。
⑤で確信。前川さんLOVE。付き合うなら前川さんがいい。
⑥で文化祭か?バカップルに乗っ取られるのではないかとも思ったが、本人達にあまりその意志がないようなのでひとまず安心か?
入間人間ワールドは今日も順調にスプロールしているね。これからは宇宙人の居る街を「入間市(仮)」と読んだ方がいいのかしら?
①を読んだのが入間作品の最初だった。みーまーはその後。発刊順では逆なのだけれど、軽い読み物を摂取したくて手に取ったわけなんだよ。実際に話も軽くて①~②くらいまでは惹かれる作品ではなかったのだけれど、みーまーを含む入間市(仮)が広がるにつれ、③以降の巻を重ねるごとに期待値の高まる展開になっているんだよ。
ところで、みーまーの新刊まだぁ?湯女まだー?

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