やぶはな

Everybody Needs Somebody to Love.

わくわくわーくしょっぷ2.0

ベルギーの建築家が中心となってワークショップやってたみたい。
web上で捜せんかったけど、彼等の作ったワークショップの冊子がよく出来てはります。
Ishinomaki Architecture Workshop
www.iaw-2011.com
津波と如何に対峙して生きていくか?という部分での「水」との共生の提案は割りと好きよ。
公共交通のネットワークと絡めるのであれば、運河をつかった船ルートもありなんじゃないかな?
ただね、決定的に「間違った日本」の姿がプレゼンの中に散りばめられていて良いデザインだと思うが、実現したらいろいろアウトだよ!
つまらない突っ込みを1箇所。法面の図示の仕方が日本の土木、建築図面の書き方と逆だった。これはベルギー(EU圏)のスタンダードなのかな?
こちらでいろいろとプロジェクト立ち上がっている模様
石巻2.0
ishinomaki2.com
「2.0」って数字つけるのが凄くダサイけど、100年前の写真は素晴らしいデス。
てゆうか、なかなか大した集金能力に感心。
さてさて、震災から5ヶ月。そろそろ建築関係やデザイン関係の人達がいろいろな提案やら活動している報告会、その資料なんかが手元に集まってくるのだけれど、ひとつ気になる事がある。
みんなね、お洒落で小綺麗な格好している人が多いね。倒壊した建物の前で神妙な顔したお洒落な衣服の人達。その周りには地元の方なのかな、着の身着のままみたいなひとが遠巻きに見てる。そんな写真が結構多い。
大学の研究室とか団体で現地入りしている所謂「ボランティ」では無い学生にその傾向は多いかもね。
物事を客観的に俯瞰でみる視点は必要で、概ねデザイン関係の実務者にはそゆトレーニングを積んでいるひとも多いのだけれど、同時に相手に寄り添う視点を蔑ろにしがちなのはなかなか気が回らない罠。

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