やぶはな

Everybody Needs Somebody to Love.

といとい


ブルーノ・タウトが暮らしていた洗心亭の軒先。
ワタクシ雨樋が嫌いなのでこのような雨水を落とすディテールが好きです。
桂離宮も瓦は使ってなかったような気がしたけど玉砂利を敷込んでいます。
タウトは桂離宮をみたからこのようになったのか、もともとなのかは調べてみたいかも。
ついでに、菊竹清訓さん設計の軽井沢にあるセゾン美術館も樋の無いディテールを採用しているのだけれど、面白いことに浅間山の噴火による溶岩石のかけらを敷き詰めていて、軒の下のたたきの白→雨落としの溶岩が濡れて黒く沈み→雨で艶やかに生気を放つ芝生の緑という流れがとても感じが良いのです。
ま、多雪地域では雪で壊れるから樋を付けてないのだけれど。
ところで、縁側の出隅の銅板押さえが素敵デス。

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