やぶはな

Everybody Needs Somebody to Love.

キュビってピューとするコルビュジェさん

丁度10年振りデス。
ル・コルビュジェ展が国立西洋美術館で開催(5/19まで)されるのは。
2009年のときは開館50周年記念の展覧会で建物に重点を置いた展示でしたが、今回はピュリズムの画家として絵画の展示が主でちょっと肩透かしを喰らった感じ。

図録とトートバック買ったった。
てゆうか丸メガネと蝶ネクタイでコル師匠ってなめプ?

2009年の展示、それに1996年の池袋にあったセゾン美術館での展示を通してコルビュジェに感じていた「この人画家が主で建築はおまけじゃね?」疑惑を改めて感じた内容でした。(当時このblogでも書いたけど)

コルビュジェと言えば時代の転換期を牽引した人物としてその作品とともに有名である一方で、ダリと一緒にニューヨークにて惨敗から逃亡という晩年の逸話は、コル師匠の信者の多い日本人にはスルーされがちデスが、昨今の世界遺産への働きかけ(フォースの力)とチャンティガール再開発の波(ダークサイド堕ち)とか手垢が付きすぎて語ることも無いのデス。

とは言え、ピュリズムの画家がどうとかより、ピュリズム後の作品に観られる建築図面への融合?というより、建築図のエスキスとしての絵画・空間構成のスケッチという色合いが強まった感じが印象的なのデス。

そして、最後に展示されてた黄色いトレーシングペーパーに手描きで描かれたサヴォワ邸の図面は、平面図に高さの違いを表す影を書き込んだり、空いたスペースにパースを描いたりと、改めて図面は平面ではなく空間を表すものなのだと確認しました。


あ、今回の展示は常設展のモネの部屋が一番良かったっす(笑)。
やっぱりモネが好き。


あと、ひっそり開催されてた「林忠正展」も興味深い内容でした。
あの青い壁の色がとても良かったデス。

今回企画展(コルビュジェ展)は人ゴミゴミで鬱陶しかったけど、常設展が何故か空き空きでこちらの方が得るものが多かった気がします。

また10年後くらいにコルビュジェ展やるのでしょうね。
内容はこれまでとほぼ同じか、それともその時に失われた作品を掘り下げるものになるのか。多分観に行くのだろうね。
まだアタクシが生きていたら。

左は1996年のセゾン美術館のコルビュジェ展図録。
中央は2009年の西洋美術館のコルビュジェ展図録。
右は今回2019年の西洋美術館のコルビュジェ展図録。

改めて過去の図録を見直す。
1996年のセゾン美術館のときが一番濃い内容だったなぁ~とか。図録に寄稿してる人も濃い人ばかりだしw

今は無きセゾン美術館(軽井沢の菊竹さん設計のはまだやってるっぽい)良い仕事してたのね・・・

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